在宅ワークや勉強中に「なんとなく頭が重い」「集中できない」と感じたことはありませんか。
実はその原因、室内のCO2(二酸化炭素)濃度かもしれません。
近年は、室内環境を数値で把握し、快適さや健康を保つ意識が高まっています。
そこで注目されているのが SwitchBot CO2センサーです。
本記事では、SwitchBot CO2センサーを実際に使う視点で、機能やメリット・デメリット、どんな人に向いているのかを初心者にもわかりやすく解説します。
購入を迷っている方が「自分に必要かどうか」を判断できる内容になってると思います。
寝てる時もCO2濃度は結構上がるよ。
SwitchBot CO2センサーの機能
SwitchBot CO2センサーは、室内のCO2濃度・温度・湿度を一台で測定できる環境センサーです。
電池の絶縁シートを抜くだけですぐ使用できますので、初めて使う人でも簡単です。
SwitchBot CO2センサー単体でも使用できますが、スマホアプリを使えばデータ履歴を確認できるなど使える機能が増えます。
アプリを使用する場合でも、それほど難しい設定はありません。
アラート機能も搭載されていて、設定した数値を超えると通知を送ることができます。
| 表示内容 | 確認できる数値 | |
|---|---|---|
| 機器単体 | ・CO2濃度 ・温度 ・湿度 ・月日 ・時間 | 現在の数値のみ |
| アプリ使用 | 上記にプラスして ・絶対湿度 ・露点温度 ・VPD(蒸気圧不足) | グラフで履歴確認可能 |
設置場所は、リビング、寝室、書斎など人が長時間過ごす部屋で、直射日光や風が当たらない所に置くと安定するのでおすすめです。
使い方としては、CO2濃度が1000ppmを超えたら換気する、といった目安を決めておくと効果的です。
アプリ通知を活用すれば、数値を常に気にする必要もありません。
CO2濃度の目安と実際の計測値
CO2濃度は、室内の空気がどれだけ入れ替わっているかを示す重要な指標です。
一般的に1000ppmを超えると、眠気や集中力低下を感じやすくなると言われています。
特に在宅ワークや子どもの勉強部屋では効果を実感しやすいでしょう。
SwitchBot CO2センサーの説明書によると、CO2濃度の目安は以下になります。
| 空気の状態 | ppm数値 |
|---|---|
| 良好 | 400~1000 |
| 注意 | 1000~1400 |
| 要換気 | 1400以上 |
ppm(parts per million)は割合を示す単位で、0.0001%。
大気中の分子100万個中にある対象物質の個数を表しています。
ちなみに、大気中の二酸化炭素は年々増えていて、
工業化以前の1750年には300ppm以下だったのが、現在は約420ppmあるそうです。
なので、いくら部屋の空気を換気してもそれ以下にはならないと思います。
実際に、デスクワーク中のCO2濃度を以下の条件で計測してみました。
デスクワーク中のCO2濃度を測定
- 計測は換気が必要なCO2濃度(1400ppm以上)になるまで
- 1人でデスクワーク
- 部屋の広さは約6畳
| 0分後 | 15分後 | 30分後 | 45分後 | 60分後 | 75分後 | 90分後 | 105分後 | 120分後 | 135分後 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ppm | 582 | 816 | 959 | 1000 | 1112 | 1166 | 1236 | 1321 | 1355 | 1420 |
1時間経たないうちに注意が必要な1000ppmを超え、2時間を少し過ぎた所で換気が必要な1400ppm以上になりました。
部屋の広さや人数にもよりますが、思った以上に換気が必要なことがわかります。
次に、就寝中のCO2濃度を以下の条件で計測してみました。
睡眠中のCO2濃度を測定
- 計測は睡眠開始から7時間
- 部屋の広さは約6畳
- 1人で就寝
| 0時間後 | 1時間後 | 2時間後 | 3時間後 | 4時間後 | 5時間後 | 6時間後 | 7時間後 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ppm | 742 | 913 | 1055 | 1193 | 1218 | 1333 | 1362 | 1444 |
朝起きたら、換気が必要なレベルのCO2濃度になっていることがわかります。
なので、朝起きたらカーテンを開けると共に空気を入れ替えましょう。
特徴やメリット、デメリット

換気の判断が明確になる
目に見えない空気の状態は、感覚だけでは判断しにくいものです。
CO2センサーを使えば、換気のタイミングを数値で把握でき、快適さだけでなく健康管理にも役立ちます。
特に以下のような方で、室内環境を整えたいと考えているなら、導入を検討する価値は高いでしょう。
- 眠くなる
- あくびがでる
- 頭がボーっとする
- 頭痛
アプリ使用でスマートホーム化へ
SwitchBotシリーズの特徴であるスマートホーム連携にも対応しており、他のSwitchBot製品と組み合わせることで、換気や空調の自動化も可能です。
ただ、スマートホーム連携を最大限活かすには、別売りのSwitchBotハブが必要です。
SwitchBotハブと連携すれば、CO2濃度が上がったときに自動でサーキュレータ―やエアコンを動かすといった使い方も可能です。
他社のCO2濃度計だと、スマートホームに対応してなく、アプリ自体無い場合が多いと思います。
アプリは低評価
まずアプリが、google Playストアで1.6という低評価だったので、インストールしてよいのか迷いました。
インストールしましたが、私自身はCO2センサーのみで他のスマート機器は使用してないので、それほどアプリに不満はないです。
直感的で見やすく、初心者でも迷いにくい設計だと思います。
ただ、CO2センサー本体とアプリの接続に時間が掛かり、アプリにグラフが表示されるのが遅いと感じました。
期間があくとグラフ更新にすごく時間掛かります。
電池だとデータ更新が遅い
SwitchBot CO2センサーは、電池とUSB Type-Cどちらでも給電できますが、本体表示の更新頻度が異なります。
USB Type-Cを使用していると、ほぼリアルタイムで表示されます。
電池だと30分ごとにデータ更新されますので、リアルタイムの数値がすぐ見れません。
本体上部のボタンを押せばデータは更新されるのですが、少し時間が掛かるので正直微妙。
バックライトが無い
バックライトが無いので、暗いと見えないです。
なので、ベッドの脇に置いてCO2や時間を確認するなどの用途にはあまり向かないかもしれません。
USB Type-Cが抜きづらい
本体のUSB Type-Cポートは、背面の狭い所にあります。
あまり抜き差ししないと思いますが、本体からUSB Type-Cを抜きづらいですね。
SwitchBot nfc タグの使い方
私がSwitchBot CO2センサーを購入した時は、お店と商品のレビューを投稿すると、SwitchBot タグが貰えました。
SwitchBot タグは、タグにアクションを書き込むことで、いろいろなSwitchBot製品で利用できます。
CO2センサーの場合は、「履歴データを表示する」というアクションを書き込むことで、タグにスマホをかざすと履歴データがすぐ見れます。
ただ、アプリをタップして開くよりは若干速いですが、CO2センサー単体で利用する場合にタグはあまり必要ないように思います。
履歴データをそんなに見ないですよね?
灯油ストーブは二酸化炭素がやばい

毎年ポータブルの灯油ストーブを使用中、メチャメチャ空気が悪いと感じてました。
なので灯油ストーブを使っている部屋で、以下の条件のもとCO2濃度を計測してみました。
(上の画像は実際の計測グラフ)
灯油ストーブ使用中のCO2濃度を測定
- 計測は1時間
- 2013年製の灯油ストーブ(製造から約13年)
- ストーブの設定温度は20℃
- 部屋の広さは約6畳
- 1人でデスクワーク
- 点火30分後に1000ppm以下まで換気
| 0分 | 5分後 | 10分後 | 15分後 | 20分後 | 25分後 | 30分後 | 35分後 | 40分後 | 45分後 | 50分後 | 55分後 | 60分後 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ppm | 1048 | 1241 | 2707 | 3267 | 3744 | 4047 | 4332 | 778 | 2658 | 3414 | 3725 | 4025 | 4317 |
| 温度(℃) | 17.3 | 17.5 | 18.7 | 19.7 | 20.2 | 20.5 | 20.7 | 19.7 | 19.1 | 20.3 | 20.9 | 21.3 | 21.7 |
| 湿度(%) | 31 | 31 | 35 | 34 | 34 | 34 | 34 | 26 | 31 | 32 | 32 | 32 | 32 |
| 点火 | 換気始 | 換気終 |
ストーブが古いのを考慮しても、このCO2濃度はやばくないだろうか。
1400ppm以上で換気が必要なので、ストーブ点火後10分以内には換気が必要なCO2濃度になっています。
換気のために窓を開けるとストーブの火力が強くなり、窓を閉めた後は一気にCO2濃度が上がりました。
換気の効果は一応ありますが、空気が悪い状態がほぼずっと続いています。
灯油ストーブを長時間使用していると、7429ppmまで空気が悪くなったこともあります。
現在ポータブルの灯油ストーブを使用している方は、CO2濃度を測ってみてはどうでしょうか。
たぶん、私は今シーズン限りで灯油ストーブを捨てると思います。
【まとめ】SwitchBot CO2センサーはおすすめ
結論として、SwitchBot CO2センサーは「手軽に室内環境を見える化したい人」にとって十分に価値のある製品です。
本体サイズもコンパクトで、机の上や棚に置いても邪魔になりません。
価格と機能のバランスが良く、初めてCO2センサーを導入する人に向いています。
在宅ワークで集中力を高めたい人、家族の健康管理を意識している人、スマートホームに興味がある人にも向いています。
難しい操作が苦手な方でも、シンプルな設計なので安心して使えるでしょう。
価格帯は中程度で、CO2測定専用機より多機能な点が特徴です。
一方、業務用の高精度センサーと比べると、細かな精度面では差があります。
日常生活の改善を目的とするなら、機能と価格のバランスが取れた選択肢と言えるでしょう。