「電球が切れたから交換しよう」と思ったとき、せっかくならLED電球に変えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
LED電球は電気代が安く、長寿命でメリットが多い一方で、「そのまま交換して大丈夫?」「明るさは同じ?」といった不安もあります。
白熱電球からLED電球へは、 基本的にはそのまま交換できますが、注意するポイントもあります。
この記事では、交換する時の注意点やLED電球の選び方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
失敗しない電球交換のポイントを押さえて、安心してLED化を進めましょう。
白熱電球からLED電球に交換で電気代は1/7~1/8。

白熱電球をLED電球に交換する最大のメリットは、省エネと長寿命です。
LED電球は消費電力が非常に少なく、同じ明るさでも電気代を大きく抑えられます。
LED電球の電気代は 白熱電球の約1/7〜1/8になります。
寿命は白熱電球の10倍以上ありますので、わずらわしい交換の手間も減らせます。
高い所の電球交換は、特にカバーが付いていると地味に面倒くさいですよね。
年を取ると、脚立などに登って上を向いて腕を伸ばすのも大変です。
さらに、発熱が少ないため、夏場の室温上昇を抑える効果もあります。
環境負荷が低く、CO₂削減にも貢献できる点も魅力です。
初期費用はやや高めですが、長期的に見ればコストメリットが大きいのが特徴です。
60Wの白熱電球と明るさが60W相当のLED電球を比較すると以下のようになります。
| 項目 | 白熱電球 | LED電球 |
|---|---|---|
| 寿命 | 1000時間 | 40,000時間 |
| 消費電力 | 約54W | 約7W |
| 年間電気代 | 約3,348円 | 約434円 |
| 価格 | 100円 | 500円~1000円 |
※年間電気代は、31円/kWhで年2000時間(5.5時間/日)使用するとして計算
LED電球の寿命の40000時間は、初期の明るさの70%に低下するまでの時間です。
もちろん40000時間点灯させて確認したわけではなく、厳しい条件で点灯させる加速試験を行った設計値らしいです。
年2000時間使用するなら、約20年間使用できるのかな。
LED電球の選び方と注意点

LED電球を選ぶ際は、事前に照明器具の仕様を確認することで、トラブルを防ぐことができます。
不適切なLED電球を使用すると、故障やちらつきの原因になります。
交換前にはいくつかの重要なポイントを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口金のサイズ | E26・E17など器具に適合するサイズ。 |
| 外形 | 一般電球、ミニクリプトン、ボール電球など。 |
| 明るさ | 40形・60形相当など(ルーメンで確認) |
| 光の色 | 電球色(暖かい)/昼白色(自然)/昼光色(白い) |
| 調光器対応 | 明るさを調整できる照明に対応か |
| 光の広がり | 全方向や下方向 |
| 断熱材施工器具対応 | Sマーク(SB・SG・SGI)付き器具に対応か |
| 密閉型器具対応、屋外使用対応 | 照明カバーのある器具や屋外使用に対応か |
| 演色性 | 自然に近い見え方をするか |
口金のサイズ
口金(くちがね)は電球の根本部分ですが、照明器具のソケットとサイズが合わないと取り付けできません。
これまで使用していた電球と同じサイズのものを選べばよいですが、一般的にはE26やE17が多いです。
サイズが合っていても、ソケットの接触不良で、明かりが点かない場合もあるようです。
その場合は、ブレーカーを落としてソケットの金具を調整すると点くようになるかもしれません。
外形
電球の外形は、一般電球形、ミニクリプトン形、ボール電球形などがあります。
白熱電球よりLED電球の方が外形が少し大きい場合がありますので注意が必要。
LED電球は、放熱のためにヒートシンクがあったり、白熱電球より複雑な構造になっています。
なので、照明器具の内部スペースが狭い場合は、外形のサイズも確認した方が良いと思います。
私も実際に失敗しました。
E17のミニクリプトンと記載された照明器具に、MAXZENというメーカーのE17の電球のネックが太くて、ソケットの途中までしか入らず点灯しませんでした。
しっかりとミニクリプトン型と記載された電球を購入すればよかったです。
明るさ
白熱電球の場合はワット(W)でしたが、LEDは光の量であるルーメン(lm)で表します。
LEDは暗いイメージがあるかもしれませんが、現在のLED電球は十分に明るく、適切なルーメンを選べば問題ありません。
LED電球に「40形・60形・100形」相当などと記載されていますので、白熱電球と同じ形相当を選びましょう。
- 40形:狭い空間用。トイレ、玄関、廊下、洗面所など。
- 60形:一般的な明るさ。ダイニング、キッチン、小部屋など
- 100形:広い空間向け。リビング、ガレージなど
ご存知だと思いますが、一般住宅で使用されている電圧は100Vまたは200Vです。
照明器具の電圧は100Vですので、電圧は気にする必要はありません。
光の色
光の色は、空間の印象や使いやすさに大きく影響します。
ここでは代表的な4種類について、特徴とおすすめの場所をわかりやすく解説します。
| 色 | 印象 | 向いている用途 | 適している場所 |
|---|---|---|---|
| 電球色 | 暖かい・リラックス | くつろぎ空間 | リビング、寝室、ダイニング、間接照明 |
| 温白色 | 自然・バランス | 日常生活全般 | リビング、洗面所、廊下、トイレ |
| 昼白色 | さわやか・自然 | 家事・作業 | キッチン、洗面所、子供部屋、オフィス |
| 昼光色 | 明るい・シャープ | 勉強・集中 | 勉強部屋、書斎、作業スペース |
どの色にすれば良いか迷う方は、光色を切替えできるタイプのLED電球を選べばよいかもしれません。
私自身はまだ使用したことないですけど、長持ちするのかな?
調光器対応
明るさを調整する調光器付きの照明では、調光対応LED電球でないと正常に使用できません。
ですが、店舗には調光器対応の電球はほとんどないと思いますので、ネットで購入した方が早いかも。
また、調光対応LED電球を使用しても、すべての調光器で使用できるわけではないようなので、事前にメーカーのサイトで確認した方が無難だと思います。
相性が悪い場合は、LED対応の調光器に交換するのも選択肢になると思います
光の広がり
光の広がりは、空間の照らし方を変え、空間の雰囲気や居心地を形作ります
居間の場合は空間全体が明るい方が良いと思いますし、廊下の場合は特に足元にあかりが必要です。
使用する場所や照明器具により、適切な配光角のLED電球を選択しましょう。
- 全方向:ペンダントやシャンデリア向け。リビング、個室など
- 下方向:ダウンライト向け。トイレ、廊下、階段、洗面所など
断熱材施工器具対応
ダウンライトなどSマーク(SB・SG・SGI)が付いている器具は、断熱材施工器具対応LED電球を使用します。
断熱材により熱が逃げにくいため、断熱材施工器具対応のLED電球を使用しないと寿命が短くなります。
Sマークは、断熱材施工器具の種類によって異なりますが、LED電球を選ぶ際には気にしなくても良いと思います。
- SG、SGI:マット状断熱材に対応。
- SB:ブローイングに対応。
密閉型器具対応、屋外使用対応
浴室やポーチなど、熱がこもるカバー付きの照明器具には、密閉型器具対応のLED電球を使いましょう。
屋外で使用する玄関灯などには、屋外使用対応のLED電球を使用します。
非対応のLED電球の使用は、故障や寿命が短くなる原因になります。
密閉型器具対応はいろいろなメーカーが発売していますが、屋外対応を明確に文章で記載しているのは、パナソニックぐらいしかないように思います。
演色性
演色性は、どれだけ自然光の見え方に近いかを意味します。
平均演色評価数(Ra)で表され、100に近いほど自然に近いです。
例えば食べ物の場合、演色性が高いと美味しそうにみえると思います
商品によっては表示のない場合があると思います。
家の電球を全部チェックしてみた

この記事を書くついでに、家についている電球を全部見直すことにしました。
電球が切れるごとに順次LED電球へ交換していたので、よく使う照明はLED電球になっていましたが、半数近く白熱電球が残っていました。
| 口金のサイズ | LED電球 | 白熱電球 | 電球なし |
|---|---|---|---|
| e17 | 5 | 5 | 0 |
| e26 | 3 | 1 | 1 |
玄関灯は、脚立が無いと手が届きませんでしたし、カバーの開け方もなかなか分からず苦戦しました。
照明器具に適合する電球の仕様を確認し、それから電球を用意して交換なので、1カ所につき2度脚立に登ったりします。
照明カバーの汚れも気になりました。
家の照明すべてのLED化は大変なので、今回は電球のみの交換とします。
東京都民ではないので関係ないですが、
2018年頃に東京都は、省エネ促進のため、白熱電球2個とLED電球を無料で交換してたんですね。
このようにお得な取り組みを見逃したくないものです。
【まとめ】LED電球へ早めの交換で省エネ
LED電球は電気代の節約効果が非常に高いのが特徴です。
白熱電球をLED電球に交換した場合、消費電力は約1/7~1/8になります。
毎日長時間使用する照明なら、年間で数千円程度の節約が期待できます。
さらに、寿命が長いため交換回数も減り、トータルコストは大きく下がります。
電球1個の差は小さくても、家全体で考えると大きな節約につながるため、早めの交換がおすすめです。
使用頻度にもよりますが、電気代の差で数年以内に元が取れるケースが多いです。
昔に比べLED電球の価格も安くなったので、全部一気に交換するのも良いと思います。
少々価格は高いですが、屋外使用に対応するなどしているパナソニックは、一番クオリティが高く信頼できるように思います。